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0歳男児衰弱死で28歳母親逮捕 「ミルク買う金なくお湯」 双子の弟は一命取り留め
毎日新聞2019年1月18日 23時11分(最終更新 1月20日 13時02分)
宮城県警仙台北署は18日、0歳男児にミルクを与えず衰弱死させたとして、母親の千葉侑(ゆう)容疑者(28)=仙台市青葉区=を保護責任者遺棄致死の容疑で逮捕した。千葉容疑者は無職で「10日前からミルクを買うお金がなく、お湯を飲ませていた」と供述しているという。赤ちゃんは脱水症状と栄養失調で飢餓状態だった。
逮捕容疑は、千葉容疑者は男児にわずかな飲食物しか与えず、飢餓状態になっても医師の診察などを受けさせずに放置し、18日に脱水症状や栄養失調で死亡させたとしている。
同署によると、死亡した男児は昨年11月に生まれた双子の兄、楓翔(ふうと)ちゃん。17日午後、別居している実母が千葉容疑者の住む県営住宅を訪ね、痩せ細ってぐったりしている双子を発見、市内の病院に運んだ。弟は一命を取り留めたが、兄は18日朝に死亡した。
同署によると、千葉容疑者には双子に加え、長男と長女の計4人の子どもがいるが、上の2人は児童相談所に預けられているという。
千葉容疑者は調理師の実父と同居。実父は県警の事情聴取に「(赤ちゃんの異変に)気づかなかった」と話しているという。【滝沢一誠】
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